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疫病を通して考える1

疫病を通して考える2
疫病を通して考える3

無常の教えの通り世界は常に変わり続けます。
コロナ前の好きなように出かけ
思うまま人と会えていた生活は今や崩壊しましたが、
コロナ禍と呼ばれるこの状況もいつか好転する時が来ます。

コロナ後の世界が好ましいものになるよう今はあがく時です。
対立し分断される事が最も避けるべき事でしょう。

世界中の人とのつながりの上に
自分が生かされている存在である事を知り
現実を正しく見つめ判断し一生懸命生きなくてはいけません。
そして世界中の人が安心して生きられるよう祈り
手を取り合う時です。

祈りは神仏に「願望を叶えて」とただ待つ行為ではなく、
心の訓練の為に行うものでもあります。
祈る事で世界のあるべき理想の姿を自分の中に思い描きます。
毎日祈る事は毎日理想を育てる事であり、
またどういう世界が理想なのかと確認する行為です。
祈り続ける事で自分を成長させ、
理想的な世界になるよう行動する事を助けます。


SNS等で疫病を鎮めてくれるという
妖怪アマビエ、アマビコの絵が話題となりました。
これを通して皆がシェアしているのは
多くの人への祈りだと思います。

ただ、妖怪もいいですけど
祈りを適切に表現し、正しい物の見方考え方を教えてくれる
仏教っていういいものがありますよとお伝えしたい。
中でも最も大きな力があるのは法華経お題目の教えだと信じます。

アマビエを否定しようというわけではないですよ。
むしろ多くの人がかわいらしいイラストを上げ
遊び心があって多くの人に祈りが広まったわけで
素敵だなと思います。

疫病の流行の中で私たちは仏道を求め正しい知見を求め
みんなで協力し合っていきたいものです。


新宮市 日蓮宗 本廣寺