日蓮聖人は「病によりて道心はをこり候」と
病気になる事がきっかけとなって
仏道への求道心が起こると仰っています。

病がきっかけとなり自分の心に目を向け
尊い道を志す事は多くあります。
今回のコロナウイルスの蔓延により
今まで目が向かなかった事に目が向き
気づかなかった事に気づき
様々な事を考えるきっかけとなっているのではないでしょうか。


同じお手紙の中で、感染症の病ではなく
誤った思考や心のありようを病と例えて指摘されています。
その病んだ考えや行動が高じて
大きな災いを招く事を日蓮聖人は警告されました。

疫病や天変地異の度に、宗教家に限らず多くの人から
謙虚に自分や社会を省みて身を正そう、
という呼びかけは起こります。

今回も思い上がりや誤り、
時間と共に溜まった不具合や不要な物を正す機会であり
新たな世界に変われるチャンスなのかも知れません。

次回で終わりです
疫病を通して考える4

新宮市 日蓮宗 本廣寺