新宮領主水野家入部400年ということで、市でもイベントを開催されています。


それに合わせて水野家の末裔である水野モニカベロイター様、ご息女の愛子様、
ご子息の健様もこちらへお越しになっています。

それに大勢のドイツの方々も。

モニカ様がドイツと日本の交流に取り組んでおられる関係でしょうか、聞いておけばよかった

昨日は県庁を訪問されている様子がテレビ和歌山で放送されていました。

前回新宮にお越し頂いたのが10年前で、ご子息はまだ小学生だったのですが、お会いするとあまりに大きく立派になられていて驚きました。

今日は元新宮領主水野家顕彰会の松本会長様からお声がけ頂き、水野家墓所での読経と本堂での法要をお勤めしました。

水野家墓所は水野家顕彰会の皆様によって非常にきれいに保たれています。

木もかなり手を入れたという事ですごく明るく広くなりました。

そして珍しい原種のアジサイを接ぎ木で植えられたそうなんですが、なんと11月なのに咲いているものが。
DSC_0148

まるで御歴代がお喜びになっているように感じられます。

ご一行をお待ちしている間、水野家顕彰会会員の皆様から会の発足の経緯が伺えました。

まだ会が発足する前、会長さんや会員さんはお仕事でつながりがあって、ある時歓談されていたそうです。

その際、町の発展にはご先祖を大事にする事が肝心なんだと。つまり町のルーツである水野家をしっかり顕彰し大切にするべきじゃないか、というお話になりました。

それから水野家墓所を美しく清掃、手入れをなさり、会の皆様が本廣寺にお声がけ下さって先代住職が読経を捧げた事から活動が始まったのだとお話し下さいました。

松本会長様は話していても熱意が感じられる方で、水野家の事や新宮の事が本当に大好きで大事に考えていらっしゃるんだなあと思いました。

日蓮聖人は
「根深ければ枝繁し源遠ければ流れ長し」


と度々このような事をお手紙に書いておられます。

根っこがしっかりしていれば枝葉はしっかり繁栄する
水源の遠い川ほど広大で長い川になる


色んな事に当てはまる何とも含蓄のあるお言葉です。

根っこ、水源、土台やルーツがしっかりしていればこそ、その枝葉は繁栄する、流れの先は長く大きくなる。

先祖があり、そこからバトンが大事に受け継がれてきたから今の我々が繁栄できるんですよね。

先達への感謝と言うのは簡単ですが、この町も当たり前に歴史的なものが残っているわけではなく色んな人の情熱や努力の積み重なりで維持されているものが多いのだと思います。

伝統軽視でそれまであったものをなくしてしまうのは簡単ですが、なくなってしまえばもう取り返しがつかない。

時とともに忘れ去るのではなく、絶えず確認してその意味を考え感謝し、今を省みて、将来を定めていく。

そういう意味で今年のような400年の節目の年に大々的に行事が行われる意義は大きいですね。